2017-01-01から1年間の記事一覧
Evaporation と Vaporization の違いを改めて調べていたら、こんな動画を発見。とても分かりやすい。感謝。人気ブログランキングへ
7月22日(土)、雑誌「美しいキモノ」主催の藍染の鑑賞会があったので参加した。これは、共立女子大学博物館が今月31日まで行っている標記展覧会を、博物館の館長 長崎巌先生の講義付きで観賞しようという催し。 画像をクリックすると大きく表示できます。先…
田酒をいただいた。開封したては、どちらかと言うと硬さが目立っていた。2,3日冷蔵庫で放置して飲んでみたら、ま~るくなって絶旨!濃厚な白ワインのように思えたので、ワイングラスに注いで、ぐびぐび。気づいたら、一人で4合程を一気に飲んでしまっていた…
先週、お着物友達に誘われて祇園祭の始まった京都へ行ってきた。某呉服屋さんの展示会と、京都国立近代美術館で開催中の「ヴァン クリーフ&アーベル ハイジュエリーと日本の工芸」展、そして祇園祭を楽しんでおいしいものを食べる、という盛りだくさんな旅…
もう1週間前のことになるのだが、7月1日、日本舞踊西川流師範 西川喜優さんのリサイタル 桃李の会というのが矢作能楽堂で行われたので、とあるご縁から、友人と訪れた。 道成寺という演目は、平安時代から伝わる「安珍清姫伝説」という紀州道成寺にまつわる…
昨日は2か月ぶりの着付けゼミ。4月に続いて補正具を使わない自装着付け。 下着は、胸当て、湯文字、裾除けの3点セットのみ。長襦袢は二部式ではなく、普通のタイプ。なかなかきれいに着つけられました。やはり、湯文字と裾除けを両方、しっかりつけると、…
「電荷」というのは 電荷の量のことなのだが、しばしば電荷を持つ粒子のことを「電荷」と言っている文をよく見かける。電荷量を意味する英語は chargeなので、電荷=charge としがちなのだが、それでいいのだろうかと思いつつ、 電荷を持つ粒子を意味する場…
もう2週間も前になるのだが、サントリー美術館で開催中の「神の宝の玉手箱」展に行ってきた。メインの展示物は「浮線綾螺鈿蒔絵手箱」。 \「玉手箱」って??/調度品の代表格である手箱は、きらびやかで華やかに装飾されたものが多くあります✨✨つまり、玉の…
今年の初めに、飲み仲間から十勝ワインをたくさんもらった。池田町ブドウ・ブドウ酒研究所製造のもので、安く手に入ったからだと言っていた。しかし、これが全くうまくないのだった。なんだか薄いし、バランス悪いし、酸味と渋みが献花し合っているような……。…
世界一大きな蛾と言われているアタカス。日本では「与那国蚕」と呼ばれ、沖縄県指定の天然記念物に指定されているそうだ。 インドネシアでは、その大きさと優雅さから人々に親しませているという。1994年からは王室公認のロイヤルシルクとしてクリキュラとと…
「過飽和度が過大になることを低減することができる。」ってどういう意味なんだろうか。過大になるリスクを低減するのか過大の程度を低減するのかたぶん、「過大にならないようにすることができる」という意味なのだろけど、どう訳すかって悩むのだ。人気ブ…
着物好きの友人の付き合いで、丸の内のKITTEで行われた京都きもの市場の展示会に行ってきた。誰も買えそうもない素晴らしい「作品」があったので、話のタネに羽織らせてもらった。 上の写真は「紋紗」人間国宝 土屋順紀さんの作品。商品ではなく「作品」であ…
昨夜は一人ご飯だったので、冷蔵庫の残飯整理。残り物の豚ひれ肉が1.5人分ほどあったので、シイタケ茶の粉末をまぶしてソテーに。シイタケ茶はお肉のシーズニングとしては優れもの。手抜きをしたいとによく使う。付け合わせはパプリカをじっくりこんがり焼い…
毎年、この季節になると、そろそろかな~と楽しみにしているお隣さんからいただく筍。今年もやってきました。 そして、今年は豚バラ肉と一緒に煮てみました。仕上げにゆでたアスパラガスを加えてひと煮たち。もう一つは定番の土佐煮。木の芽は、アゲハチョウ…
「分子が配向する」というときの「配向」はorientation なのか alignment なのか迷う。調べているうちにある文献を見つけた。→ http://light.phys.s.u-tokyo.ac.jp/nenji/nenji06-j.pdfここに「始めに、分子の配列と配向の意味を定義する。分 子の頭と尻尾を…
昨日は久々に着付けのゼミに出席。昨日のテーマは補正をしない着付け、というより和装ブラや腰パッドを使わないで、下着で補正するということ。ブラはしないで胸当て。幅20cm弱。長さは胸を完全に覆って両端が肩甲骨に届くくらい。絹製がいいらしい。私…
あれは先週の金曜日のことだった。 その日のうちに納品しなければいけない案件があり、月一の着付け教室のゼミもお休みして仕事をしていた。そしてもう少しで完了というころで、突然、プチッという音とともにディスプレイが真っ暗に。 えっ? でも、ま、そう…
朝日酒造の久保田生原酒を頂きました。近頃は日本酒がどれもおいしいし、獺祭なんていうお米に失礼なくらいお米を削ったお酒がもてはやされているので、久保田の名前にあまり有難みを感じなくなっているのだけれど、私は、昔から越州とか朝日山とか朝日酒造…
「ビニル系単量体を重合し、片末端に反応性官能基を有する重合体を合成する」というときpolymerize a vinyl monomer とすることに違和感を覚える。polymerize の意味をOALD7で調べてみると”to combine, or to make units of a chemical combine, to make a p…
電気ブランを頂いた。まだ20代の頃、会社の上司に浅草の神谷バーに連れて行ってもらったときに飲んで以来のお酒。ブランデー、ジン、ワイなどのお酒が混ざったカクテルとでも言おうか。薬草なども入っているのかちょっと薬臭いが、ロックで飲むと結構いける…
前回、藍にはインディゴが含まれると書いたが、正確にはちょっと違うので、藍染をきちんと化学してみたいと思う。藍の青色の成分インディゴは、緑の葉の中ではインディカンという水溶性の無色の物質として存在する。 インディカンインディカンを加水分解する…
藍染の展示会に行ってきた。藍にはインド藍、ヨーロッパのウォード、琉球藍、阿波の藍染に使われる蓼(タデ)藍などがある。琉球藍はツネノマゴ科の多年草植物、蓼藍はタデ科イヌタデ属の一年生植物である。いずれの藍も藍色の成分インディゴを含む。 成分の…
毎日きもので生活してみる体験9日目。毎日切る着物となると、洗えるきものでないと難しいのだが、かといってシルックはやっぱりもったいない……。そう考えると着たきり雀になってしまう。3つしかない選択肢をヘビーローテーションするしかない。今日の着物は…
発色性の訳語に"color developability" がよく使われる。しかし、例えば「(印刷で)得られた画像の発色性」というときの「発色性」は”color developability"でいいのだろうか。developability の語義はcapacity or suitability for development (MERRIAM-W…
ちょうどひと月前になるのだが、松屋銀座で開催されていた「白洲正子ときもの」展を見てきた。そのとき、半巾帯を貝の口結んだマネキンの姿がとてもかっこよく思えて、私も半巾帯をあんな風にキリリと結んでみたいと思っていた。1月は何かと忙しい上に寒くて…
昨日、初めてのお能というものを観た。着付け教室主催の催しで、国立能楽堂で行われた普及公演へ行ってきたのだ。 演目は「葵上」。元皇太子妃で光源氏の愛人 六条御息所が、近頃足の遠のいてしまった源氏の姿を見ようと、身を潜めてお忍びで加茂の葵祭りに…
3年程前に姪の結婚式で娘に結んでやった二舞扇。一般にはふくら雀という。 最近はあまりむすばなくなっているのだが、今年の成人式に友人が姪御さんに結んでやって、とても好評だったそうだ。羽根をたくさん作って豪華に見せるのが近頃の流行だが、伝統的で…
”hollow, cylindrical barrel” を「円筒状のバレル」としったら、hollowが訳されてないって。「円筒状」で十分でしょ。円筒形は hollowなんだから、中空って当たり前だと思う。あ、それで気づいた。英訳するとき円筒形をどう表現しようか、迷ったことがあっ…
「表面層を形成する樹脂成分」や「××樹脂中のポリエーテル成分」などという表現をよく目にするが、前者と後者とでは「成分」とは意味が違うと思う。樹脂成分の「成分」は樹脂を構成するもろもろのもののことで、樹脂のいわゆる「成分」ということ。一方、ポ…
「浸透性溶剤」の訳として”permeable solvent” というのうをよく見かける。この場合の「浸透性」とは、液体や気体が物質が通過あるいは入り込むことができる性質のことだと思うのだが、permeable は "allowing a liquid or gas to pass through" つまり、物…