シャトー・メルシャン 勝沼マスカット・ベリーA プレジール・バレル 2017

マスカット・ベリーAは、かなり苦手なワイン。フルーティーな香りばかりで、しまりのない味が好みでない。自分では絶対に選ばない。



シャトー・メルシャンのプレステージ・パスポートというサブスクで送られてきたときは、正直、がっかりした。


でも、さすがは、シャトー・メルシャンの醸造担当が思いがこめて商品化したプレステージ・パスポートのワインである。


新樽で4か月、さらにアメリカンオークで19か月育成して、マスカット・ベリーAの特徴のいちごの香りやフルーティーさを抑えたという。


新樽を使っているせいか、樽由来の香りがかなり印象的。マスカット・ベリーAのいちごと調和している。酸やタンニンはやわらかめ。ご近所のイタリアンレストランでテイクアウトしたカモ肉のミートソースパスタにとてもよくあっていて、おいしかった。


徹夜明けでヘロヘロの体に心地よく沁みわたったのだった。