2017-08-01から1ヶ月間の記事一覧

着物の文様勢揃い@サントリー美術館

サントリー美術館で、夏休み企画「おもしろびじゅつワンダーランド2017」が開催されている。その中のひとつに、江戸時代の女性のきものや能装束などを参考に、自分だけの着物を考えようといコーナーがある。子供たちが楽しむためのものなので、大人の私…

ペリエ ジュエ ベル エポック 2007

先週土曜日、銀座のアルマーニ リストランテで行われたパーティーに招かれた。飲み物はペリエ・ジュエ各種。しかもメインにベル・エポック 2007が出されたのには感激。どれも美味しかったけれど、これは格別の味だった。お料理は以下。 スカンピのクルード …

夏のきものの身幅を出してみた

着付けを習い始めたころにリサイクルで買った夏の着物(麻かまたは麻混とおもわれる)。昨年、夏の終わりに、洗濯実験をしてみたところ、なぜか身幅が縮んだ。普通、縦には縮むが横にはあまり縮まないと思っていたのだが、横に数パーセント縮んだ。洗濯した…

~することが好ましい

~することが好ましい。特許明細書ではよく使われる表現で、ちょっと前までは preferably を使って訳すことが多かったが、最近の米国特許の実務では preferably の使用は敬遠されるようだ。advantageously も同様に嫌われる。あるとき、クライアントが advant…

cover と coat

「覆う」をcover とするか coat とするか迷う。coatは、 膜で表面全体を隙間なく覆う感じで、coverの意味はもっと広い気がする。そしてcoverの場合には、coverするものとされるものとの間にが何かが介在していてもよいのだが、日本語で単に「覆う」と書いて…

縮緬とお召

お着物の生地の話である。 縮緬もお召も、経糸には撚りのない糸を使い、緯糸に強い撚りをかけた糸を織り込む。しかし、その質感は見た目も手触りも全く違う。私、実は、その違いが何によって生まれるのかを知らなかった。 そんな昨日、西陣の篠屋さん(木村…

バルベーラ・ダルバ

イタリア ピエモンテ州の1本。 アルバという地域のバルベーラはD.O.C.ワイン。アルバはバローロやバルバレスコの地域としても知られている。ネッビオーロ種を加えたもののあるそうだ。今回飲んだのは、Sylla Sebaste シッラ・セバステ社のもの。果実のような…

2つのパーティー

この週末、2つのパーティーに出席した。一つは、土曜日に行われた青山きもの学院の、毎年恒例のサマーパーティー。 毎年、華やかなお着物姿が勢ぞろいする。今年の私はこれ。 着物は去年と同じ尾峨佐染繍さんの絽の訪問着。帯はまいづるさん。帯揚げと帯留…

イスティネ・キャンティ・クラシコ 2012

突然の夕立のせいで、夕飯のお買い物を断念。冷蔵庫を覗いて思いついたのが、豚バラ肉とパプリカのオーブン焼きと、キャベツとアンチョビのパスタと、それにシーザーズサラダもどき(もどきというのは、残り物の野菜にパルメザンチーズをたっぷりかけて和え…

天平聖武絹と総天蚕糸の訪問着

先週金曜日、月一のおけいこの帰りに覗いたギャラリーで、『天平聖武絹』というのを見た。正倉院に収められている、聖武天皇の時代の賦役令の調として納らていた赤絁(あかあしぎぬ)を復元する事業に成功した織元 牛田織物さんが、その再現過程で習得した技…