趣味のきもの

同じ着物と帯で

同じ着物と帯の組み合わせで、帯締めと帯揚げを変えてみた。(実は半衿も違うけど、写真ではわからないかも。)左は、びじっと締まった感じ。右は涼し気。どっちも好きだわ。💛

久留米絣

去年メルカリで7800円で手に入れた久留米絣の反物を仕立てておいた。ちょっと生地が薄目だったので、暖かくなるまで待っていて、ようやく今日、袖を通した。着物を着るのにちょうど心地よい季節だわ~。今日は一日これ。

斬新すぎて私には無理

宮崎緑さんの斬新な着物姿がちょっと話題になっているが、私もかなり大胆な提案を受けた。というのは、ここ数年、毎年4月に訪れる着物の展示会での話。X JAPANのYOSHIKIがプロディースするYoshikimonoを手掛けるスコープ・ココの南雲氏からの提案だった。そ…

花見

東京は昨日、桜が満開になったそうだ。今週末はお花見日和かな? 私は来週、京都でお花見の予定。今年はちょうど見頃の時期に行けそうだ。花見の花は桜でなければならないのでだそうだ。農耕のシーズン到来を告げるように桜が開花していく。桜の花が開くと、…

琉球染織工房巡りの旅(その2)

大城廣四郎工房を後にし、首里城方面へ。といっても目的地は城間びんがた工房。紅型は琉球王朝時代に王族しか着用を許されなかった沖縄の伝統衣装。城間びんがた工房は琉球王朝時代から続く紅型三宗家の一つ。特に城間家は、明治時代の王府廃止による紅型の…

琉球染織工房巡りの旅(その1)

もう1か月も前のことになってしまったが、先月、沖縄の染織を訪ねて1泊2日の弾丸ツアーに参加してきた。訪ねた工房は3カ所。1日目に南風原町の大城廣四郎染織工房と、首里の城間紅型工房。翌日に読谷村の工房真南風。最初に尋ねたのは、大城廣四郎工房。…

お出かけの多い1週間だった

先週は、家での仕事がまったくはかどらなかった。余裕の納期と思っていた案件も気づけば、お知りに火が着きそう。そんな1週間を振り返る。1月13日(日): 札幌在住の大学時代の友人が上京するというので、久しぶりのミニミニ同窓会。既に還暦を迎えたヤツ、…

CIFA新年会で踊る

昨年の4月から調布日本舞踊連盟が初心者向けに開催している日本舞踊のお稽古に参加して、真似事程度に踊っている。10月には発表会もあり、踊りを舞台を初披露なんてこともあった。そして、一昨日は調布市国際交流協会(CIFA)という市民の国際交流団体の新年…

辻が花の染め帯

とってもお気に入りの1つになった帯。お腹やお太鼓の柄の出し方で表情が全く違ってくる。 お腹の部分に金色と緑と紫が全部入るといい感じなのだけれど、そうするとお太鼓に緑を出すのが難しくなる。お腹の部分は下の写真の左側で、お太鼓部分は、上の写真2…

眠っていた大島を仕立てた

4年程前に、欲しくもないのに買ってしまった、当時の私としてはすっごく高いと思った泥染めの大島紬。欲しくもなかったので、反物だけ売ってしまおうと思ったのだが、「泥染めは人気がないので、安くしか買ってあげられない。でもいいものだから、もったいな…

三遊亭兼好師匠落語の会

機能は今月の一番のお楽しみ「青山華の会」。今回は、KKRホテル東京で三遊亭兼好師匠の落語と季節のお料理を楽しむという趣向。兼好師匠の落語の会は、私にとっては2回目。前回は2016年の12月。今回の演目は「青菜」。久しぶりにお腹を抱えて笑った。 KKRホ…

スコープココ@新宿

スコープココの展示会に行ってきた。スコープココは西陣の老舗メーカーのご子息加納寛二さんが立ち上げた会社で、寛二さんの息子さん 加納圭吾さんはX JapanのYoshikiさんとヨシキモノというブランドを立ち上げている。ヨシキモノもこの会社の手によるもの。…

8月のお出かけ着物まとめ

例によって8月のお出かけ着物まとめ。8月3日(金)友人のリサイタル これがなかなか素敵なリサイタルで、コーラスのすばらしさを教えてもらった。あと、バスってのは重要だということも。来年もやるそうなので期待したい。で、この日は暑かった。 きもの:今…

日本文化を学ぶ講座第2回「茶」

7月から始まった月1回のこの講座。第1回はイントロダクションだったので今回が実質的な第1回。テーマは「茶」。茶道の作法はなぜ必要かから講義が始まる。お点前や作法という、一見どうでもよく思える細かいルール。それさえなけば茶道も楽しそうなのだが………

ハイ・ベッグで着物を洗濯できる?

ドライクリーニングが家でも可能になる洗剤が世の中にはあるのだと、ずっと以前に友人から聞いていた。「ハイイ・ベッグ」という。しかし、この洗剤、ドライクリーニング用の溶剤が配合されているとはいえ、洗濯液の大部分は水になる。水でダメなものはやっ…

7月のお出かけ(?)着物まとめ

今年の夏はとにかく暑い。まだまだ続くそうで、うんざり。きものも汗にまみれてかわいそう。なので、麻と綿紅梅をヘビーローテーション中。そんな7月のまとめである。● 7月9日(月) 故郷の同窓生と、銀座なすの屋さんでお食事(いや、飲み会)。 リサイクル…

草履のかかとを交換してみた

お気に入りのパナマの草履のかかとのゴムがすり減ってきた。京王デパートの三栄さんで直してもらおうかと思いつつもなんとなく億劫。というわけで自分で修理してみた。 かかとゴムと草履の底の間にマイナスドライバーを差し込んで、ゴムを剥がしたところ。 …

『きもので夏を楽しむ』展と夏黄八

共立女子大学博物館で開催中の企画展を観てきた。主に江戸時代から昭和初期にかけての夏の着物や装飾品が展示されている。江戸時代の着物は、武家や公家の女性が着用していたと絹縮や麻の小袖。どれも全体に涼し気な文様の刺繍や友禅が施されていて豪奢。明…

裄丈を直してみた

先週の定例奥様のランチ会後の記念撮影。 今年の夏は暑いので、正絹の着物なんか着られない。汗染みを気にして汗取り襦袢なんかを着込んだ日には死んでしまう。なのでこの日は、下は筒袖の嘘つき半襦袢1枚に、楽天で手に入れた小千谷縮。なかなか快適である…

6月のお出かけ着物まとめ

酒ばっかり飲んでたわけではなく、お仕事もたっぷり。しかし、難解だったせいで、時間はかかったくせに売り上げは大したことことがない。7月、8月は例年、ローンのお支払いが半端ないのに。外出もそれなりに。6月お着物仲間とのランチ会の後、某呉服屋さ…

5月のお出かけきものまとめ

5月もあっという間だった。ここで記事にしたもの以外のお出かけ着物をまとめてみる。5月7日(火) ワインの入門講座。 講座の中身については 「初めてのワインレッスン」にて記載済み だが、この時のきもの。 雨模様だったのでシルックの袷に南風原花織名…

さららビューティーという名の不思議な商品

昨日は、講師を務めている某翻訳学校の後期選択授業のための体験レッスンで、久しぶりに講師のお仕事。歳のせいか2時間の講義でぐったり。帰宅して、とりあえずのビールを飲んだら、もう何もする気がなくなってしまった。そんな昨日は、雨模様だったのでシル…

雨の鎌倉散歩

もう1週間前のことになる。先週水曜日、お世話になっている(お世話している?かも)呉服屋さん主催の着物で集う会があった。今回は鎌倉。11時半に鎌倉駅に集合して、和食のお店「楠の木」さんでまずは腹ごしらえ。こんな桶の中に入ったお料理のランチコース…

初めての海老蔵さん

13日の日曜日は歌舞伎座で海老蔵さんを観てきた。青山きもの学院師範科の同窓会である。今年の参加者は約300人とのこと。 演目は「雷神不動北山櫻(なるかみふどうきたやまざくら)」。市川海老蔵さんが五役を勤めた。歌舞伎痛の先生のお話では、この演目を…

きものは左右均等には着られない

先日、東京キモノショーのワークショップ「きもの寸法相談」に参加してきた。いままで何枚も着物を仕立ててもらったが、ちょううどよく、気持ちよく着られる着物は少ない。胸の皺がどうしてもきれいに整理できなかったり、おはしょりの幅が均等にならなかっ…

能装束とその着付け

青山きもの学院の文化講義科オープン講座で能装束とその着付けについて学ぶ機会を得た。講師は、観世流能役者の味方玄(みかた しずか)氏。 始めに、氏が来月主催する公演の演目「屋島」の解説を伺った後、実際に舞台で使用している唐織の女装束と、屋島の…

浴衣の仕立てに挑戦 その①

昨年暮れに某呉服屋さんから綿麻の浴衣地をもらっていた。連休中の仕事も今のところたいしてないので、そろそろその生地で浴衣を縫ってみようかと思う。といっても、和裁は1度二部式襦袢を縫ったことがあるだけで、ほとんど素人。それに運針ができないので…

久留米絣の着物を仕立ててみた。

昨年暮れだったか、新宿の京王デパートで久留米絣展のような催しがあった。覗いてみると、手提げや帽子、ベストといったおばさまたちが普段使いできるような商品にまぎれと、ちょっとだけ反物も置いてあった。細かく凝った絣の数十万円もする反物もあったけ…

ちょっと京都まで(3) ~展示会編~

京都ツアーのメインイベントは、みやこめっせで行われていた展示会。毎回、様々なテーマで普段見られない珍しいきものや帯が展示されているコーナーや、いろいろな工房の先生方や作家さんに会うのは楽しいのだが、それが辛いという側面もある。今回のテーマ…

ちょっと京都まで(2) ~京都の味編~

京都でのお食事編一日目のお昼は「西陣魚新」さん。安政2年から続く老舗で、天皇の即位の礼にお祝いの料理を御用達したこともある由緒ある料亭ということだ。 お料理は、おそらく西陣弁当 3500円(税抜き)。味は、ふつう。お料理には特別感はなかったが、敷…