花見

東京は昨日、桜が満開になったそうだ。今週末はお花見日和かな? 私は来週、京都でお花見の予定。今年はちょうど見頃の時期に行けそうだ。

花見の花は桜でなければならないのでだそうだ。

農耕のシーズン到来を告げるように桜が開花していく。桜の花が開くと、農民たちは、作物を植え、種を撒く季節の訪れを知る。そうして、桜の木を囲み、春の訪れに感謝して花を愛で、1年の豊作を祈る宴を張る。

これが花見の起原だと、伝統文化ジャーナリスト氷川まりこ先生から伺った。一昨日、4か月ぶりに出席した文化講義のテーマが「花」だったのだ。

文化講義は3回も連続で休んでしまったので、6か月間の講義の肝の部分を聴き逃したようだ。

そんな文化講義へは、田園調布「秀や」で誂えた、縹色のような納戸色のようなきれいな色のお召で出席。写真だと色がきれいに出ない。残念。

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帯は阿部佳雪の染帯(ちりめん地)
帯揚げは薄緑色のちりめん
帯締めは、青藍色の冠組