ちょっと京都まで(2) ~京都の味編~

京都でのお食事編

一日目のお昼は「西陣魚新」さん。
安政2年から続く老舗で、天皇即位の礼にお祝いの料理を御用達したこともある由緒ある料亭ということだ。

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お料理は、おそらく西陣弁当 3500円(税抜き)。味は、ふつう。

お料理には特別感はなかったが、敷地内には藤原定家がお茶に使ったとされる名水井戸が残っているなど、諸所に内外歴史が窺える。ちょうどお雛様の季節なので、見事なお雛様がたくさん飾られていた。4月10日までということで、ぎりぎりなタイミング。


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そして、こちらは与謝野鉄幹の遠縁にあたるそうで、鉄幹。晶子夫妻が晩年に贈られた歌が飾られていた(残念ながら読めぬ)。

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味というより、京都の古い歴史の中でのランチを堪能したということだろうか?

一日目の夜は「料亭左阿彌」で宴会。
丸山公園のすぐ近くにある館という感じの料亭だ。川端康成の「古都」や志賀直哉の「暗夜行路」にもこの店の名前が出てくるのだそうだ(どちらも読んだことがあるが、店の名前まではいちいち覚えていない)。ここでの宴会がこのツアーの2番目のお楽しみである。

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こんな感じで、舞妓さんの踊りを観たり舞妓さんとおしゃべりしたりと、普段では絶対できないような体験ができるのだ。そして、今回は参加人数も少なかったため、超贅沢にも舞妓さん、芸子さん独り占めショットも。

こうしてみると、私、きものが紬だったこともあり、なんだか置屋の女将に見える。

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舞妓さんて京都の方たちばかりかと思ったら、京都出身は1割程度だそうだ。写真前列左の子は、仙台出身。舞妓さんになりたくて、親を説得して中学卒業と同時に京都にやってきたと言っていた。

肝心のお料理は↓。味は、ふつう。
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二日目の朝は、ホテルでバイキング。これも省略。
二日目のランチは「南禅寺順正」で湯豆腐ランチ。

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鯛のカルパッチョ(?)
ゴマ豆腐
田楽
天ぷら
ごはん

さすがにお豆腐がおいしい。量もたっぷりで大満足だった。

以上、お食事編でした。