眠っていた大島を仕立てた

4年程前に、欲しくもないのに買ってしまった、当時の私としてはすっごく高いと思った泥染めの大島紬

欲しくもなかったので、反物だけ売ってしまおうと思ったのだが、「泥染めは人気がないので、安くしか買ってあげられない。でもいいものだから、もったいない。ご自分で仕立ててきた方がいい」と業者の方から諭されたこともあったっけ。そんなわけで、仕立てもせずにタンスの肥やしにしていたのだが、この夏、きものおたすけくらぶさんが超お得なお仕立てキャンペーンをやっていたので、仕立てをお願いしてみた。

この仕立てキャンペーンは海外仕立てに適用されるもの。きものおたすけくらぶさんご自慢の海外の仕立てがどのくらいのレベルなのかも興味があり、5月に「きもの寸法相談会」で仕立て屋ツキヒコの彦根由美さんに出してもらったマイ寸法でお願いした。いろいろこだわり寸法で、抱き幅はできないという仕立て屋さんもある。私が世話をしている(笑)呉服屋では無理だって(仕立て代、すっごく高いくせに)。

それが、つい最近出来上がってきた。

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因みに、寸法は指定の通り。きれいに仕上がっていた。あの値段でこの品質!!って、ちょっと感激。胸元もすっきり。これからはお仕立ては、きものおたすけくらぶさんだわ~。

仕立てがいいからか、このきもの自体も素敵な気がしてきた。4年前とは相当嗜好も変化してきているので、こういう着物も最近は結構好き。いやいや、これはなかなかいいかもしれない。