竜眼

またまた信州ワインサミットの話題になるが、このイベントで「竜眼」という品種を初めて知った。

ソーヴィニヨン・ブランよりもすっきりしていて、色も水のように薄い。だけど気になる存在だったので、M嬢に案内された地元の酒屋さん「山崎精一酒店」で「エステート ゴイチ 竜眼」というのを1本買ってみた。

(因みに、この酒屋はただものではない。地元のワインも豊富に揃えているが、誰が買うんじゃ? という1本10万円もするようなフランスワインまでそれえている。)

竜眼というのは、日本ワイン事典によれば「中国原産で、中国の東北部を中心に栽培されている主要品種の一つ。 日本では長野県に栽培が多く、善光寺ブドウの名で知られ、ワイン原料にもよく、生食醸造兼用種である。 歴史ある品種で、800年以上前に生まれた甲州種の親はこの竜眼であるとの説もある」とのこと。

で、早速飲んでみた。

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水のような色から感じる印象に反して花のような香りが華やか。すっきり辛口で、酸味が心地よくて印象的。かすかな苦みの余韻が好きかも……。

今回は鶏肉料理にしてしまったが、お魚のカルパッチョとかで飲んでみたいと思う。

白ワインもいいものだと思わせてくれるワインだった。