和食のお作法

先日、椿山荘の料亭錦水でランチをいただいた。

着付け教室で習った和食の作法を密かにに復習しつつ。

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前菜。深まる秋を感じさせてくれる彩が美しい。

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お造り、豪華ですね。これを愛でながらしばしお料理をいただきます。

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蛤の真丈のお吸い物。お出しの香りがとっともいい。

お椀から取った蓋は、内側を上にしてお椀の右側に置く。
食べ終わった後は蓋を元通りに戻す。裏返してお椀にかぶせるのはNGだそうだ。

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舟盛したお造りを各人のお皿に取り分けてくれた。白身のお魚用の特製ポン酢が絶品。

白身から赤みの順にいただくと、素材の味を損なわないというけれど、ポン酢の味が濃厚でおいしかったので、そんなことは無視してしまった。
わさびはしょうゆに説かずにお刺身にのせるのも鉄則。
しょうゆ皿は持ち上げていただく。口に持っていくお料理の下に手を添えるのはNG。必要なら懐紙を使うって習ったっけ。

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焼き物は鰆の幽庵焼き。肉厚でふっくら。

付け合わせはよけて、魚を食べた後の口直しにいただく。

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ふかひれの茶碗蒸し。ふかひれが塊でたっぷり入ってた。

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ごはんは南魚沼産のこしひかり。ちりめん山椒が絶品。お汁は赤だし汁。

左側のごはん茶碗のふたは左側に、右側の汁椀のふたは右側に置くのがマナー。なのにこの時はすっかり忘れてる。(*´∀`)   お箸の取り方は、器を持ち上げてから、右手でお箸をとり、左手での指の間に挟んで持ち替える……、なんてことを考えているうちにすっかり。

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デザートは和菓子とお抹茶。

マナーをあんまり小うるさく言うと、何のためのお料理ってことになるけれど、一緒に食べる方々と心地よい時間を過ごすために、ちょっとだけ身に着けたい。

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この日のお着物はこれ。派手って不評なんだけれど。