グレイス グリド甲州2017

「きいろ香」を飲む前に、「グリド甲州」を飲んでみた。

実は先週、中央葡萄酒のセールスマネージャー船橋清一さんのお話を伺う機会があった。「グリド甲州」の質問したら面白いお話を聞くことができたので、やっぱり飲んでみようと。

20180812112548834.jpg 

色は、淡い、本当に淡いグレーのようなレモン色。グリド・グリとは全然違うし、名前の由来から想像していたピンクがかったグレーとも違う。

20180812112552114.jpg 

味は、いい意味で最近の甲州っぽい。

船橋さんのお話では、シャトー・メルシャンの「グリ・ド・グリ」の製法はマセラシオン・カルボニクだが、グレイスワインは圧搾しているとのこと。

皮ごと圧搾した後は、ここの他の甲州シリーズと同じに、ドライアイス炭酸ガス)を加えて嫌気性雰囲気をつくって酸素を遮断する製法なのだろう。

因みに、このワイナリーは甲州種のシリーズが豊富で、グリド甲州はシリーズの中では一番下のランクに位置するそうだ。

シャトー・メルシャンが「グリ・ド・グリ」を商品化する際、マセラシオン・カルボニックの特徴を表すために「グリド」という名称を使いたいと中央葡萄酒に相談があったのだそうだ。