信州ワインサミット in 松本2018

信州ワインサミット in 松本 2018というイベントが6月1日~10日の10日間開催され、ここに信州のワインが集結するという。ワインの師匠・T嬢のお誘い、地元松本のM嬢のコーディネート、もう一人酒飲みを誘って、1泊温泉付きでこのイベントに行ってきた。

20180603_142331(0).jpg

会場はJR松本駅駅から数分のところに位置する松本市花時計公園。東京から行った私ともう一人は、12時少し前に松本駅着。地元のM嬢の案内で会場へ。前日夕方から参加のT嬢は、2日目も11:00の会場前から並んで、お目当てのKidoワイナリーの3種類を確保し、既に飲み干していた。私もKidoは飲みたいと思っていたが、案の定の売り切れ。

ワインは、軽めの白、重めの白、軽めの赤、重めの赤、泡(甘口、ロゼ、デザートワイン含)の5つのブースにわかれて販売される。ワインとともに頂くフードのブースも用意されている。入場の際に配られたワインリストを参考にしながら、お目当てワインのブースに並んで、1杯ずつ購入する。

20180603_105330.jpg 

ブースにはこんな感じで、取扱のワインの瓶が展示されている。販売は60mL、120mL、ボトルと3種類。

20180602_130251.jpg 

購入したワインをグラスに注いでもらったら、テントの下のテーブルで試飲という手順。ワインの獲得に奮闘している間にM嬢が食べ物を調達してくれている。ありがとう(*^▽^*)。

20180603_111718.jpg 

4人(いや3人かも)で少しずつシェアしながら飲んだので、たくさんのワインを試飲することができた。

20180602_122104.jpg 

同じソーヴィニヨン・ブランなのにこんなに(↑)違う! なんて視覚でも違いを実感して楽しんだりもした。因みに 写真右は Wa Yawata ソーヴィニヨン・ブラン(Wa Yawata)、左はパシュートソーヴィニヨン・ブラン(シクロヴィンヤード)。左は無濾過だそうだ。

その他に味わったワインは以下のとおり。

ナイアガラ ドライ(はすみふぁーむ)
ローブ シャルドネ(齋藤葡萄酒)
ミュゼ ドゥ ヴァン NAC善光寺竜眼(アルプス)
ラボ シャルドネ オーク(ノーザンアルプスヴィンヤード)
和らぎ シャルドネ(佐藤果実園)
シャトー・メルシャン 北信シャルドネ千曲川右岸収穫(シャトー・メルシャン)
シャトー・メルシャン 北信シャルドネ千曲川左岸収穫(シャトー・メルシャン)
城戸プライベートリザーブ シャルドネ(Kidoワイナリー)
ヴィニュロンズ リザーブ シャルドネ(ヴィラデストワイナリー)
城戸プライベートリザーブ ピノグイリ(Kidoワイナリー)
ピノ・ノワール(リュードヴァン)
ドゥジェム(スイス村ワイナリーあづみアップル)
塩尻マスカットベリーA ミズナラ樽熟成(サントリー塩尻ワイナリー)
中棚メルロー(中棚荘)
ソガ・ペール・エ・フィス オーディネール メルローカベルネ(小布施ワイナリー)
カベルネ・ソーヴィニヨン HIRAOKA(たかやしろファーム)
城戸プライベートリザーブ キュベ・アカリ(Kidoワイナリー)
シャトーイヅツ(井筒ワイン)
タザワメルロー(ヴィラデストワイナリー)
シャトー・メルシャン 真梨子敏ヤード・オムニス(シャトー・メルシャン)
ハギースパーク 竜眼(大和葡萄酒四賀ワイナリー)

以上23種。

城戸プライベートリザーブの3種類は、翌日(3日)の朝、オープン前から並んで何とか確保した。噂にたがわず旨かった。特に赤は香りといい味のバランスといい素晴らしかった。Kidoワイナリー日本ワイン初心者の私でもの名はしばしば耳にするくらい有名なワイナリーだが、そんな評判を裏切らない。オープン20分程度で売り切れてしまうのにもわけがあるのだ。

シャトー・メルシャン 北信シャルドネ千曲川右岸収穫と左岸収穫は、北信地区の千曲川の右岸と左岸とでそれぞれ栽培されるシャルドネから作られるワイン。右岸と左岸では土壌が異なり、タイプの違うワインが造られるのだとT嬢が教えてくれた。右岸は、ミネラル感のあるしっかりとしたワイン、左岸は穏やかでバランスの良いワインという印象を受けた。

20代の頃、スキーで頻繁に訪れたころの長野のワインは甘たるかった。8~9年前、M嬢の案内で松本観光をしたときに訪れたワイナリーはただただ酸っぱかった。その時もたぶん、地元の作り手さんたちは日々研鑽していたのだろし、私が当時たまたま飲んだワインがそんなものだったのかもしれないが、今回味わった信州のワインは旨かったし、個性的でもあった。

さて、大満足のワインサミットとともに楽しんだのが宿泊先 美ケ原温泉金宇館。そのご報告は後日。