藍染で文様を染めてその上から全体を柿渋で染めたという珍しい着物を誂えてしまっていた。そして、先週のある日、ようやく袖を通した。
通常の
藍染は、文様部分に糊を置いて、生地を藍で染めるのだが、これはその逆のやり方で文様を藍で染めている。柿渋も何年も寝かさないとこんな濃い色にはならないそうだ。
写真だとなかなかわからないかもしれないが、文様の立体感がたまらなく素敵。
帯は、上山先生(@
西陣宮田織物)の和紙を織り込んだ帯がぴったりだと思ったのだか、べたすぎな気がしたので、尾峨佐染繍の刺繍の帯を選択。
帯締めがちょっと残念。