合格させていただいた

昨日テレビを見ていたら、新妻聖子がミュージカル女優として活躍するまでのいきさつを語っていたのだが、
「~のオーディションに合格させていただいた」
といったのには驚いた。

最近の「~させていただく」の乱用には辟易していたのだが、ここまでくると開いた口がふさがらない。

「合格させていただいた」という言葉からは、彼女の努力などみじんも感じられず、誰か有力な人に、「合格させてください」とお願いして回って、袖の下なんか渡している姿を思い描いてしまう。

因みに「させていただく」は相手の許可により自分が行動をする場合や、相手のおかげで何らかの恩恵を受ける場合に使う。

そして、こんなの見つけた。
この言葉に私と同じように違和感を覚える人っているんだな。安心した。