ラ・ボエーム@新国立劇場

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一昨日、新国立劇場でオペラ「ラ・ボエーム」を鑑賞。

言わずと知れたプッチーニの名作なのだが、私には初めての作品だ。

1830年代のフランスのボヘミアンの悲恋を描いた物語なのだけれど、私には、その恋物語よりは、主人公を取り巻くボヘミアンな人々の生き方・暮らし方が面白く感じられた。貧しくても、愉快に楽しく助け合って生きている姿がとっても生き生きと描かれていた。だから「ラ・ボエーム」ってタイトルなんだな、と。

キャストは以下の通り(一応、記録のために)

ミミ : ニーノ・マチャイゼ
ロドルフォ : マッテオ・リッピ
マルチェッロ : マリオ・カッシ
ムゼッタ : 辻井亜季穂
ショナール : 森口賢二
コッリーネ : 松位 浩
べノア : 鹿野由之
アルチンドロ : 晴 雅彦
パルピニョール: 寺田宗永

ところで、今回のキャスト、ロドルフォのカヴァーが工藤和真さん。実際のロドルフォを歌ったマッティオ・リッピとそっくりだからか? と思いつつ、工藤さんの新国立劇場デビューも近いかもしれない、と密かに期待している。

さて例によって、そんな一日の装いをご紹介する。

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珍しく染の着物。梅幸茶のような萌黄色のような色の地に胡蝶蘭のろうけつ染めの、てらし~(寺島利男)作の小紋に、辻が花文様の袋帯

初めて合わせてみたのだが、このコーデ、いいかも、好きだな~。ほとんど着る機会がなかった着物のだが、なんだかうれしい発見だ。