半巾帯を楽しむ
夏になると、半巾帯をいろいろアレンジして楽しみたくなる。背中に帯枕を当てない分、涼しく感じるから。
浴衣のシーズンでもあり、需要も多くなるというわけで、先月の着付け教室のゼミのテーマは半巾帯。
基本の貝の口や矢の字をおさらいした後、片ばさみのアレンジに挑戦した。
硬めの帯できりりと結んだ女性用片ばさみ(若干アレンジ)。
こんな風に裏を出したり
帯が長い場合は、長さを生かしてアレンジしたり……。
そんなゼミで学んだことを生かして、昨日の踊りのお稽古へは、柔らかい帯を使ってかわいい片ばさみを締めて出かけた。
すぐ上の結び方とほぼ同じなのだけれど、生地質によって印象が全く変わるのが面白い。
しかし、半巾帯も侮ってはいけない。いつの間にか自己流の結び方になっていて、基本をすっかり忘れていてた。基本に立ち返ると、形が決まらなかった矢の字がきっちりバランスよくなった。