一色采子さんの×きものsalon編集長トークイベント@日本橋三越
家庭画報のwebサイトで「母のタンス、娘のセンス」というブログが連載されている。
毎日着物で過ごされていたというお母様が亡くなって、そのお着物を娘の一色采子さんが娘の現代的な感覚でおしゃれなにコーディネートを紹介して着こなすという連載だ。私は、一色さんのコーディネートとともに、着物を纏って満面の笑みを浮かべる表情に魅了されていた。幸せ感がいっぱいで、見ているこちらもうれしくなってしまう。
その連載が好評で同名のタイトルで本になった。
一色さん、とってもチャーミングで素敵な方。なんと私と同い年(たぶん)。そして本当にお着物を工夫して楽しんでいることがわかったのは、きものsalonの編集長古谷さんがご自身のお母様の篩大島をお持ちになって、これを現代風にコーディネートして、というリクエストに、3パターンを紹介したとき。お見事!! って感じだった。
どれも本で紹介している帯を合わせたコーディネートなのだが、帯締めでなく大ぶりの帯留めを使うと遊び心がでるとか、帯揚げの色をかえたらこんなに違うとか、普通に着たら古臭く思える大島が、見事にモダンにおしゃれに蘇る。目から鱗のアイディアに思わず拍手!
着物で参加が条件で応募し当選した私たち10名の参加者もそれぞれ、この日のコーディネートを紹介する機会もあり、刺激の多いひと時だった。
私の装いはこちら。(↓で、顔出しているのにモザイクなのは不細工だから)
この着物には絶対これ!という帯があるのだが、いつも同じではつまらないので、いつもと違う帯を合わせようと、↓の帯を用意した。
ところが、いざ締めてみるとどうもしっくりこない。いったん締めた帯をほどいているうちに、裏側がいいかも、とぴ~んときた。ということで、急遽、裏を使ったのだった。ふふふ、新しい発見だ。
サインをいただいた後、一緒に写真を撮っていただいた。
楽しい一日だった。