<span itemprop="headline">卓袱料理</span>

しっぽくりょうり、と読みます。
長崎発祥の宴会料理だそうです。

先月、長崎に行ったときに初めていただきました。



中華料理のように大皿に盛ってあって、取り分けて食べるスタイル。

特長は、お鰭(おひれ)とうお汁で宴が始まること。
偉い人のスピーチがあって、乾杯して、それからお料理を食べるとうのが一般的な宴会ですが、まずはお汁に口をつけなければ、何も始められないのだとか。

初日の宴会のとき、司会者がだれかにスピーチさせようとしたら、ホテルのおじさんから、だめ~~~、まずお汁に口を付けてくださいって言われていました。

高級な鯛でだしを取ったとびきりのお汁だから、おいしいところをまずは召し上がれ、という古くからのしきたりなのだそうです。

しかし、その肝心のお汁の写真を撮り忘れました。






和洋中がまざったような、長崎ならではのお料理でした。
お味は、海外からお砂糖もたくさん入ってきたという歴史もあってか、甘めです。


最後はおしるこでしめるのだそうです。
でも、小豆のおしることは限らない。これは何だったかな? 忘れてしまいました、トホホ。
これもかな~り甘めでした。

ちなみに宴会の会場は、長崎国際ホテル 梅松鶴さんでした。