和風になった銀座風月堂とワヤンの刺繍帯

レトロな喫茶店って感じだった銀座風月堂。久しぶりに行ってみたら、全然変わっていた。

あれ、ここにあったのに……ときょろきょろしたら、お店は2階に。入ってみたら、へっ? ここはどこ? という感じに全くイメージチェンジして、和菓子のお店になっていたのだった。昨年の5月にリニューアルオープンしたのだそうだ。

入って右側は和喫茶、左側はカウンター席でお食事ができる。

茶店の方は、テーブル席とカウンター席があり、カウンター席だと、目の前で職人さんが注文した生菓子を作る姿を見られる。

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そうしてできた作り立ての和菓子をお茶といっしょに楽しめる。私がいただいたのはこちら。

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びわの生菓子とお煎茶。お茶も目の前で丁寧に入れてくれる。二煎までいただける。

ほっこり、静かな時間が流れた。

さて、この日の装い。

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貝紫螺鈿を配したお召の単衣とワヤン・クリも模した刺繍の袋帯。この帯、3年ほど前に見て「欲しい!」と思ったのだけれど、懐事情によりあきらめたのよね。その時の帯はこちら↓。

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右側の人形が少し違うけど、この春、京都で再会し、感激! そうして嫁に来てもらったとう代物。尾峨嵯染繍製。素敵だ。難を言えば、お太鼓とお腹の柄の間が少し短いので、お腹の側をかなり左側にずらさないと、お太鼓の柄がきれいにでないという点。もっと痩せろってことかもしれん。