<span itemprop="headline">某所の放射線量推移</span>

娘が学校の宿題で作成したグラフ。
福島の原発事故後の某所の空間放射線量の推移。



ピークは3月15日13:30。14日に発生した2回目の水素爆発で、放射能が大量に漏れ出したことがわかります。

赤い線は、バックグラウンドの放射線量。通常は0.06μSv/h程度。

4月中旬まで値が下がっているのは、放射性ヨウ素が減少しているからでしょう。半減期が2週間なので、放射能流出が続かない限り、どんどん減っていきます。

ヨウ素が消えてしまったあとは、ほとんどが放射性セシウムからの放射線。これは半減期が長いので、あと何十年も0.2μSv/h くらいの状態が続くでしょう。

ちなみに、現在の平均値が約0.2μSv/hですから、×24×365 で 年間では1.75 mSvとなります。国が示した除線の目安が年間1 mSvだそうですから、ここは対象になります。

国際放射線防護委員会は、全身が均等に10mSv 浴びた場合、晩発的影響によって何らかの癌で死亡する割合は「1万ににひとり」程度と評価しています。

年間1mSvの基準は、1年に10万人に1人が癌で死亡するリスクを前提にしているということです。