<span itemprop="headline">再来年のことなのに「おめでとうございます」って……</span>

今年大学生になった娘に、再来年の成人式の着物のダイレクトメールがたくさん届く。
最近は、電話までかかってくる。

「○○さんのお母様ですか? 
お嬢さん、再来年成人式ですね。
おめでとうございます」
って。

私は「は~?」って思う。
おめでとうって、再来年のことを何で今? って。

私は自分が20歳のころ、とっても貧乏で、学費と生活費を稼ぐのが精一杯で、成人式のことなんか考えるすらなかったけど、実家の親の所にだって、せいぜい近くの呉服屋からちょっと話がある程度だったと思う。(いや、なかったかも。娘に着物を着せられるほど甲斐性のある親ではなかったから)

最近は、少子化で少ないパイの争奪戦なのだろう。
写真の「前撮り」なるものがあるらしい。
成人式っていったい何のためにやるのよ? と思ってしまう。

「早く決めないといいお品がどんどん予約済みになっていきますよ」って言われても、
いいんだよ、うちは別にいいお品じゃなくても。
本人が成人式を迎えるという自覚ができてから選んだっていいんだから。

辟易する。
ほっといてくれ!